NASAの27歳韓国人「火星のサンプルを地球に持ち帰るのが私のミッション」
ⓒ 中央日報日本語版2019.06.14 17:59
2020年7月、新たに1台の探査機が火星に向かう。火星に生命体が存在したことがあるのか、今後、人が火星を探査する際に危険性はないのかを「斥候」のように探査する無人探査車「マーズ(MARS)2020」がその主人公だ。打ち上げを1年後に控え、世界中の宇宙科学者の耳目がプロジェクトを統括する米国航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所(JPL)に集中している。
NASAのこの巨大プロジェクトには韓国人も参加している。27歳の若いエンジニア、JPLの研究者キム・ホンジュ氏が主人公だ。キム・ホンジュ研究員は大学で航空宇宙学を専攻していない。修士・博士の学位もない。しかし、マーズ2020プロジェクトの核心的課題である「火星サンプルの帰還」など大型ミッションを担当している。カリフォルニア州パサデナ市のJPLに勤務中のキム研究員に直接インタビューした。